2023年4月発行
社会福祉法人ヘルプ協会 伊丹市北園1丁目19-1電話:072-777-0765 ホームページ:https://helkyo.com/
発行責任者:竹下千晴
ヘルプ協会の2023年度にむけて〜挨拶〜
春の風が心地よく感じられる今日この頃、皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのことと思います。
しかしながら現在、私達を取り巻く環境は、ウクライナ戦争による経済封鎖、円安、物価高(特に電気・ガスの費用高騰)という厳しい状況が続いています。
高齢者の年金は上がらず、むしろ実質的には目減りされている状況です。
昨年10月には、75歳以上の高齢者の医療費自己負担(単身年収200万円以上)率が2割に引き上げられ驚かれた方々も多いことと思います。
2024年度の介護保険制度改定に向け、介護の現場から声を上げていくことが必要です。
今年度、私達ヘルプ協会は、このような影響を受けながらも、法人理念「協働と信頼を基盤に人間の尊厳と人権を守る」に基づいた事業運営を行ってまいります。
本年3月ヘルプ協会では、高齢者福祉の実践のなかで学んだ“笑顔”をテーマにして12事業部門が発表する第1回実践交流会を開催しました。
この取り組みのなかで培った力を、地域やご利用者の皆さまのケアの実践に活かしていきたいと考えています。
昨年度、弁護士、公認会計士、福祉・学識経験者による第三者調査委員会を法人内に設置いたしました。
専門家の目線で取り組むべき課題や方策を検討し、適正な法人経営に役立てていきたいと考えております。
私達の目標は、“ヘルプ協会の発展”と“働く全職員の幸せ”(満足・豊かさ)です。
全職員が幸せで豊かになるためには、ヘルプ協会の発展なくしては不可能です。
そのために、全職員一同が誠心誠意をもって“真心接遇”を心がけ、地域の皆様から高評価をいただくことが最も大切なことだと思います。
同時に、人の命をお預かりし“その人のために尽くしきる”という職業に誇りを持ち、“一生懸命に取り組む”ことが、“自分自身の幸せにつながる”という“利他愛の精神”を持ち続けることが肝要です。
今後も、更に皆さまの暮らしの支えとなれるよう、気を引き締めて運営に取り組んでまいります。
気軽に“ちょっとした相談”もお寄せくだされば幸いです。
“ここで余生を楽しく過ごせて良かった。”という利用者の方々の喜びを、私達の喜びとして、更に職員一同精進してまいります。
今後とも、皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
理事長 田中喜代子
ぐろ~りあ居宅介護支援事業所
4月に新人を迎え9名のケアマネが在籍しています。
地域の身近な相談窓口として介護の相談や申請のお手伝いをします
厳しい冬が終わり春を迎えケアマネ一同一年の抱負を川柳風にまとめてみました。
利用者の 暮らしの いたみに 寄り添いたい
離れても こころ繋がる 介護保険
笑顔見る 何事もなく 来月ね
本当は 自分も悩む キャリアプラン
今年こそ 麻雀覚えて 認知症予防
利用者・家族に 優しい顔 家に帰れば鬼の顔
春迎え 新たな気持ちで スイッチオン
電話なり 私でなくて ほっとする
今年こそ おなかの脂肪 さようなら
杖1本 足元支える パートナー
繋がれば 変わる生活 新しい出会い 新しい私
緑丘・瑞穂 地域包括支援センター
私たちの事業所は、緑丘・瑞穂小学校区の高齢者支援
センターとして伊丹市から委託を受けて活動しています。
改めて地域包括支援センターの仕事をご紹介します。
🌸 保健・医療・福祉に関する相談など、高齢者の皆様やご家族からの相談対応
❀ 高齢者虐待の相談、お金の管理や契約等に関する相談、消費者被害等の相談対応
❉要支援と認定された方や、介護予防・生活支援サービス事業対象者と判定された方への支援、その他高齢者の皆様の介護予防に関する支援
🌼ケアマネジャーへの支援、地域の支援ネットワークづくり
これら4つの役割を、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師がそれぞれの専門知識を生かし、必要に応じて専門職や専門機関に正確に引き継ぐことを目指しています。
令和5年度は開催見合わせとなっていた地域交流の場(家族介護者教室等)の開催や、認知症サポーター養成講座などの再開を進めていきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
特別養護老人ホームぐろ~りあ
今年度、特別養護老人ホームぐろ~りあのテーマは『輪』です。
輪は人と人とのつながりを意味します。
やっと新型コロナも落ち着きを見せ始めました。
ご不便をおかけしていた面会制限も段階的に緩和していく予定です。入居者様と家族様が、直接顔を合わせることは安心や喜びに繋がります。そこには「家族の輪」があります。
地域との交流も徐々に参加していきたいと考えています。
以前のように、参加いただける行事に、ご案内し入居者様に楽しんできたいと思っています。そこには「社会参加の輪」が生まれます。
日々の生活の中で、入居者様が複数で楽しめるような取り組みを増やしていきたいと考えています。一人より二人。三人より大勢。そこにはきっと「入居者様同士の輪」や、「職員達との輪」が出来上がります。
特別養護老人ホームぐろ~りあは地域密着型の小規模特養です。小規模ならではの細やかさでいろんな『輪』を大切にしながら、入居者の皆様の安心で安全な暮らしをサポートしてまいります。
ぐろ~りあデイサービス
『利用者様、スタッフともに笑顔でやりたいことを見つけにいこう!』
コロナウイルス感染症が始まってから3年間が経ち、ウイズコロナと言いながらも少しずつ自由な活動ができるようになってきました。
ぐろーりあデイサービスでは、今まで我慢してできなかった様々な機能訓練やレクリエーションに取り組んでいきたいと思います。
例えば、調理クラブでは、利用者様と管理栄養士がお味噌汁やデザート作りにも取り組んでいきます。
又、月に1回のカラオケ大会も再開しました。利用者様はこの3年間のうっぷんを晴らすかのようにいきいきとした表情で楽しみながら大きな声で熱唱されています。
外出や近隣の散歩を楽しみながら気分転換と筋力アップ、意欲の向上につなげていければと思います。
利用者様の「やりたいこと」「チャレンジしてみたいこと」をどんどん取組み、利用者様、スタッフに、笑顔の花が満開に咲き誇りますよう質の高いサービスを提供をしてまいります。
ぐろ~りあ訪問介護事業所
『日々利用者様の望む暮らしが継続していけるように』と在宅介護の最後の要として、ケアマネジャー等との連携をしっかり行い、日々地域を走っています。
毎月のヘルパー会議では、研修を行い、より良いサービス提供ができるように努めております。
ご利用者様の「ありがとう」「また来てね」の言葉を励みに頑張っていきたいと思います。
ヘルパーの訪問を楽しみにしていただけるように、利用者様に寄り添えるように今年度も笑顔の支援を行ってまいります。
ぐろ~りあ相談支援事業所
相談支援専門員として勤務してから、多くの人との出会いがありました。新規の利用者様だけでなく、障害福祉サービスに係る方々との出会いも多く、共に「利用者様の生活を守りたい。」との志を持った人たちとの出会いは、私にとって大切な宝物です。
また、御利用者が心の内を言葉だけでなく、表情やジェスチャーで一生懸命に伝えてくれる事に心が熱くなる事もしばしば。時には、御利用者が聞きたくない事を伝えなければならない事もありますが、しっかりと受け止めようとする姿に頭が下がる思いです。
これからも「本人らしさ」に繋がる支援を御利用者や御家族と共に考え、励ましと寄り添いを基に、多くの関係機関の方々と「力と心」を合わせて頑張りたいと思います。
事業所の場所が「グループホームの~さいど」の中に変わりました!
デイホームタカさん家
タカさん家では3月末に新しい職員を迎え、“笑顔の花咲くタカさん家”をモットーに、ご利用者様、ご家族様が笑顔いっぱいの生活を送っていただけるよう
職員一同元気いっぱいお手伝いをさせていただきます。
一人ひとりが積み重ねてこられた経験や知識を活かしながら、ご自身で、役割や、やりたいことをみつけ焦らずのんびりと過ごしていただけるようサポートを続けます。
ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅
ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅は、伊丹市の北西に位置し、南西には瑞ケ池が見える景観の良い環境に恵まれています。
桜の季節を迎え、誘い合ってお花見に出かけられます。毎朝、ご家族と一緒に散歩に行かれる方や地域の陶芸教室に通われる方などお元気に過ごされています。三月のWBC観戦は心から楽しまれていました。
今年度も『自分らしい生き方』『安心・安全で自由な暮らし』を満喫して頂けるようにスタッフ一同尽力致します。
ぶる~むデイサービス
個別ケアを基本とした援助で、一人ひとりのサービス満足度の向上をはかります。 カンファレンス、日々の会議で、情報共有と職員の意思統一、スキルアップをはかります。
一人ひとりを深く知り、居心地の良さを大切にした支援を行ないます。
これまでの生活背景と、今出来ること、今興味があること、今心に思うこと、今家族様が感じていることに耳を傾け、地域密着型デイサービスとして地域の要となれるよう、より深く寄り添った援助を行ってまいります。
ぶる~む訪問介護事業所
『心に寄り添う介護〜笑顔と質の高いサービスを』
ぶる~む訪問は、介護を必要とされる地域でお住まいの方々に住み慣れた自宅で、安心して自分らしい生活が継続出来るように、常に利用者を尊重し生活全体を視野に入れた質の高いサービスを提供します。
利用者との信頼が構築出来るよう、尊ぶ気持ちを持ってコミュニケーションを図り、いつも笑顔で寄り添う介護を目指します。
また、関係機関との連携を深め情報共有を蜜にして、より良い支援が出来るように努めてまいります。
就労継続支援B型事業所のっくおん
『生きる力を付ける』を目標に、運営してまいります。
どうすれば「出来ないこと」が「出来るようになる」かも大切ですが、「出来ること」を最大に活かし強味にしていくこと、そして、人との関りを大切に、仲間と協力すること、一緒に作り上げる喜びを感じられるそのような場所でありたいと思います。
四月に三名の新入生を迎え、利用者十七名と職員七名となります。
前向きで笑顔あふれるのっくおんとして頑張って行きます。
グループホーム の~さいど
「障がいのある人が地域の中で暮らせる場所」として携わり三年目を迎えます。
開設当初は男性六名の入居者で始まり、その後女性棟、残る一棟も開設二年目で出来上がり、現在四棟で運営しています。
今では、男性十二名、女性四名の計十六名の入居者が生活を送っています。
生活リズムにも慣れ、仕事から帰宅すると、入浴を楽しまれ、毎日の洗濯や食後の食器洗い、物干し竿に洗濯物を干す、お部屋の掃除など精力的にされています。
スタッフの作る料理も楽しみの様子です。
今年度は、入居者皆さんが、楽しめるレクリエーション活動にも力をいれていきたいと思います。
この度、1号棟・2号棟のお風呂をリニューアルしました。
ヘルプ協会厨房
法人内の食事において、献立や食材の質を落とさずに利用者様のニーズに合わせた食事提供を滞りなく実施できるよう日々努めてまいります。
また今年度は、利用者様と一緒に取り組める食事レクやイベント行事を再開し、顔をみてお話ができる機会を増やしていきたいと思っております。
毎日の食事や栄養についてお困りのことや、こんなメニューが食べたいなど、どんな内容でもかまいませんので、お気軽に声をかけてください。
どうぞよろしくお願い致します。
ヘルプ協会事務センター
『ヘルプ協会の窓口として』
現在ヘルプ協会事務センターは4名の事務員が在籍しています。事務センターは施設の窓口として一番初めにご来所の方々から声が掛かる場所です。
笑顔を絶やさずに丁寧な対応を心がけています。
また、環境面にも気を配り、玄関のみならず、ぐろ~りあ前の花壇の水やりや雑草抜きなどにも取り組んでいます。
ヘルプ協会の事務員として、ご利用者様・ご家族様・地域住民の方々等に心地よくご利用・ご来所していただけるように職員一同努めて参ります。
今後とも宜しくお願い致します。
★タオル・布切れ・新聞紙等ご寄付頂きありがとうございます。
現在プルタブ・ペットボトルのキャップにつきましては、お休みとさ
せていただいております。
再開の際は、ご協力お願いいたします。
「お知らせ」
2023年4月1日より ホームページがリニューアルオープンしました
https://helkyo.com
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