2018年発刊 No.31 みんなのたより

2018年2月10日発行 社会福祉法人ヘルプ協会
伊丹市北園1丁目19-1
電話:072-777-0765
メール:gloria@helkyo.or.jp
ホームページ:http://heikyo.com/
FAX:072-777-0704
発行責任者:細岡雄二

オアシス千歳、ケイメゾンときめきと二回目の合同防災訓練
ぐろ~りあは北園自治会と合同防災訓練も実施

1月17日、ヘルプ協会は、社会福祉法人協同の苑ケイ・メゾンときめき、社会福祉法人ジェイエイ兵庫六甲福祉会オアシス千歳と第2回の「合同防災訓練」を実施しました。また、ぐろ~りあでは北園自治会との初めての合同防災訓練も同時に開催し、ヘルプ協会の他の事業所もいっせいに訓練を行いました。
訓練にあたっての地震の想定は「午前10時、震度7の地震が阪神地域に発生。地震により北園地域一帯では全半壊の被災した家屋等があり、ぐろ~りあでも利用者・入居者の中には転倒され、あわせてライフラインにも損傷がみられる」としました。
「地震が発生しました!」の館内放送を合図に防災訓練が始まりました。
放送と同時に職員は、ご利用者、入居者の安否確認を行い、数分後には1階に待機する訓練責任者に次々と報告をしました。入居者の皆さま方、デイサービスご利用の方々もご一緒になって真剣に取り組まれました。職員はご利用者の状況、ライフラインの損傷具合など、総合的な取り組みを全館で繰り広げました。
しかし、実際に訓練を行ってみると、設備の扉の開閉、事業所間の連絡等さまざまな気付きがあり、今後の改善

北園自治会は自治会館への避難を想定して始められました

また、今回のオアシスチ歳、ケイ・メゾンときめきとの3法人合同防災訓練では「ケイ・メゾンときめき」の被害が大きいとの想定で行われました。報告を受けて、オアシス千歳、ヘルプ協会から各2名の職員が震災では車は使えないとして、自転車で依頼を受け緊急物資(今回は水)をもって救援に駆けつけました。
今回の防災訓練では初め北園自治会と合同で開催することができました。
ぐろ~りあは地域の福祉避難所ですので災害時には介護の必要な方をはじめ何らかの支援を必要とされる方が大勢来られることも想定しておかねばなりません。
一方災害時には地域の皆さま方の支援が欠かせません。合同防災訓練はそうした意味でも大切との位置づけがあります。
1月17日の当日はあいにくの雨でしたが、地域の方々と応援のぐろ~りあの職員は、災害時には最初の避難場所となる北園自治会館に朝9時集合し、準備した手作り甘酒を飲んで身体を温めていただいた後に自治会の防災用品の確認を行いました。防災倉庫には折りたたみ担架や防災バケツ、スコップ等が保管されており、自治会役員の方からは「緊急時にはこの場所に保管している物品が利用できます。覚えておいてください!」との説明がありました。
防災倉庫を確認した後には全員でぐろ~りあに移動して、隣の北村会館で開催されていた「100歳体操」に参加されていた方々も合流されて北園職員たちとの使用訓練を

消火器訓練と災害時のための講話

消火器の使用訓練では、初めて扱われる方もおられて、消防署の方の丁寧な説明が行われた後に全員が赤いコーンめがけて放水に取り組みました。
参加者の中には震災等の災害に備えてしっかりと準備のできている人もおられました。
合同防災訓練の最終のプログラムは消防署の方による災害時の備えの講話です。
消防署の方の講話では、災害に備えることではそのための準備が最も大切調されました。
「東南海地震はいつ来るかわかりません。震災などでは準備がとても大切です。震災が来てもスーパーやコンビニが近くにあるので大丈夫と思っておられる方も少なくないと思いますが、店の品物はすぐに無くなります。また、特に水が大事です。飲料水以外の水もベランダや庭に置いておくといざという時にトイレを流すなどで使えます。地震が発生すれば、まずシェイクアウトです。つまり、まずは動かないで頭を守り、机の下などで揺れが収まるまで動かない。コンロの火もそれまでは消さないこと」などが話されました。また、北圏地区は防災意識の高い地域で、引き続き助け合いの心をもって取り組んでほしいと評価して戴きました。
合同防災訓練は、阪神淡路大震災の1月17日に行っています。日ごろの備えを行うとともに、地域や施設間の連携を強化していきたいと思いました。

ぐろ〜りあ

ぐろ~りあデイサービスは1月8日~13日に岡
天満宮へ初詣に出掛けました。
8日は雨天で中止となりましたが、9日からは好天に恵まれ参拝しました。
参道からお正月の時期だけ設置されている。知恵の輪をくぐりました。本殿にお参りしたのちに皆さんおみくじを引かれ大吉が出た方は大喜びをされていました。
皆さんにとって今年も良い1年になりますように。

デイサービスの1月はみんなで初もうで

デイホームタカさん家

タカさん家の初詣は、予定していた日がとても寒かったり雨風も強かったりで、日にちをずらして近所の岡神社に行ってきました。皆さんとても楽しみにされていて、中にはお賽銭を入れてから何度もお参りされる方もいらっしゃいました。
タカさん家に帰ってからは恒例のかるた取りや福笑いを楽しみました。

デイサービスぶる~む

ぶる~むデイサービスは、寒さ和らいだ日に、南野神社へお参りに行きました。中にはぶる~むの平行棒で毎日運動している方が、鳥居の前で会釈し階段を1歩ずつ上がっていかれていました。
「これも足のリハビリ運動になるわね」と一生懸命歩いてお参りされていました。
「何年ぶりに来たかしら」「今年も元気に暮らせますように」「「今年も健康で良い年でありますように」とそれぞれの願い事をされました。
皆さんにとって、ワンダフルな年となるように願っています。
また、デイサービスでは書初めをして掲示しています。とても良

のっくおんクリスマス会

ボーリング、おいしいランチ、プレゼント交換でにぎやかに

のっくおんでは12月25日(月)に恒例のクリスマス会を開催しました。午前中のつどいではプレゼント交換をしたり、今、流行のにゃんこスター”のダンスを披露したり賑やかにスタートしました。ひとしきりにぎやかに過ごした後は、伊丹シティホテルでのランチバイキング。和洋折衷もりだくさんの料理にみなさん「も~ダメ、も~ムリお腹いっぱい」と言いながらデザートまでしっかりとたいらげ、お皿が積み重なってい
食後の後は、久々にポーリングをしに行きました。
みなさん独特のフォームで上手い人、そうでない人さまざまでしたが、一番上手だったのが一番年上の職員、70歳ベテランボーラーでした(笑)

クリスマスケーキ販売

クリスマスケーキのお買い上げありがとうございました。おかげさまで42個販売することが出来ました。
ご利用者の工賃UPに活用させていただきます。

ご寄附のお願い
社会福祉法人ヘルプ協会にあなたのお力を!!
☆ご◻◻いただいた◻には、ヘルプ◻◻が◻◻する◻◻◻(みんなの◻り)を◻◻お◻り
ます。
☆ご◻◻は◻◻3000◻です。いつでも、◻◻でも◻◻です。
☆ヘルプ◻◻への◻◻は、◻◻◻◻を◻けられます。◻◻はお◻◻せ◻さい。
www.CH/0
ヘルプ協会は地域に根ざした活動と事業の運営を行っています。私たちの取り組みを維持・充実していくには、皆さまからの資金的援助が必須です。個人・団体を問いません。
ぜひご寄附をお願い申し上げます。
ご連絡は各事業所または、法人事務局(山根笹岡)までお願いします。電話:072-777-0765

介護報酬が改定されて、費用負担などが変わります

厚生労働省は1月26日、介護保険サービス事業所(ヘルプ協会など)に支払う改定方針を発表しました。
今回の介護報酬改定は、団塊の世代が75歳を超える2025年度をにらんで社会保障費の増加を押さえようとする財政面の意図があります。
国会でも介護職員の処遇改善は取り上げられていますが、この改定で介護職員の給料が全産業における平均月給よりも約10万円も少ない現状の改善につながらないのは明らかです。私たちサービスを提供させていただく者にとっての頭の痛い状況はこれからも続きそうです。また、ご利用者にとってはご負担の増えることもあります。
特徴的な内容をいくつかお知らせします。
デイサービスは、時間や事業所の規模によって報酬が見直
ぐろ~りあデイサービスの場合ではサービス提供時間が7時間以上8時間未満ということになりますので報酬は少し下がります。リハビリの専門職と連携している場合は報酬が上乗せされます。ぐろ~りあよりももっと大規模なデイサービスは大幅な引き下げになっています。
訪問介護では身体介護と生活援助のメリハリをつけるとして、身体介護で3~11単位引き上げる一方で掃除や洗濯などの生活援助の報酬を2単位引き下げました。
生活援助では1か月の利用が一定数を超えるケアプランについて、市町村の地域ケア会議に届け出ることを義務付けました。利用抑制がねらいと言われています。
さらに、生活援助サービスの担い手の拡大として、現在の初任者研修終了のホームヘルパ
得られるよう基準緩和した研修が新設されます。
特別養護老人ホームは基本報酬が少し上がります。それに伴ってご利用者の負担も増えることになります。
今回の介護報酬改定の特徴は、リハビリによって高齢者の自立支援や重度化防止に取り組む事業所に対して報酬増の配分を厚くしていることにあります。また、終末期の高齢者が増えることの対策で見取り対応を行う介護施設への報酬加算などがあります。
今回の介護報酬改定は、2018年4月1日からの3年間適用されることになっています。

協同の部屋2月
仕事において、使用してほしくない言葉がある。「効率化する、推進する、向上させる、検討する、促進する、図る….」等だ。すべて、抽象的で、実行力を感じない言葉だと思う。実行力の欠如は成功を妨げる障害のひとつであるのはいうまでもないあなたやあなたの属するグループには、なすべき事がなされていない、決めたことが実行されていない現状はないだろうか。なぜ実行しなかったのか、という問いに対して明確な答えはありますか。難しくてできなかったのかというと、やればできたと思う、という不実行に対して理由がないわけではないと思うが、レベルが低すぎて言えないというのが正直なところであろう。単に忘れていた、おっくうになった、優柔不断、現状認識の甘さ、横着など、一言で言うと怠慢なのだ◆実行してみての失敗は、その方法や手段の間違いが明らかになるので前進したことになるが、不実行はそれすら認識できないのである。変化の激しい昨今において、これほどの機会損失はない人間も組織も、実行力が乏しくなっていくとエネルギーが小さくなっていく。その結果周囲への影響力を失い、存在までもが消失してしまうような気がする。抽象的な言葉で、実行力をあやふやにせず、具体的な計画や具体的な

シリーズ:在宅生活をつづけるために

「笑い」がもたらす健康効果

【今回は東野サービス付き高齢者向け住宅が担当です】

=笑顔笑い笑い声がある生活=
高齢者やご家族にこそ、くすり、お金がいらない健康法です。

(1)笑いはストレス解消に役立つ
楽しく笑うことで嫌な事を忘れて、気分がスッキリしたという経験はありませんか
人と笑い話をしている時、読書中に一人でニンマリ!!そんな時間は嫌なことを忘れてたと、「そんな気がするだけ」と思われるかもしれませんが、笑う事が実際に体内のホルモン分泌に良い影響を与えている事が分かっていいます。
人はストレスを感じたとき「コンチゾール」や「クロモグラニンA」といったストレスホルモンが分泌されます。ある調査では落語観賞で多くの人がこれらのストレスホルモンの値が減少することが分かっています。笑いは人々をリラックスさせます。そのことは、リラックスするときに現れる脳波、アルファ波によっても確認

(2)笑いは認知症の予防にも役立
65歳以上の高齢者を対象に、笑いの頻度と物忘れなどの関係を調査したとこら、笑いの頻度が少ない人により多くの症状がみられることが分かりました。「ほとんど笑う機会が無い人」は「ほぼ毎日笑う人」と比べて認知機能低下の起こりやすさは2.15倍に

(3)日常生活で笑いを探す
自分や身内の失敗談。
訪問ヘルパーや往診の先生のしぐさを観察。
病気や介護など笑顔でいられない事情で笑顔が少なくなる日々、そんな時には作り笑顔でもいいので笑顔でいる時間を作ってみませんか。

笑うことはストレスを和らげ、免疫力を高めると考えられています。
笑いは、脳の活性化と免疫力の強化という一石二鳥の効果をもたらすと考えられています。笑いの効果を改めて認識する必要がありそうです。さあ、今日から日常生活を工夫して、大いに笑いましょう。

コメント

コメントする