2017年発刊 No.25 みんなのたより

2017年8月10日発行 社会福祉法人ヘルプ協会
伊丹市北園1丁目19-1
電話:072-777-0765
メール:gloria@helkyo.or.jp
ホームページ:http://heikyo.com/
FAX:072-777-0704
発行責任者:細岡雄二

特別養護老人ホームぐろ~りあが
皆さま方に支えられて開設一周年を迎えました

ぐろ~り特別養護老人ホームは、8月1日に開設1周年を迎え、入居者の皆様、ご家族の皆様にお集まりいただき、「ぐろ~りあ特養1周年の集い」を開催しました。
当日は4階フロアに特設会場を設置し、午後1時の理事長中村一夫の挨拶を皮切りにスタートしました。
集いの始まりは、ボランティアによる歌とギター演奏です。メロディーに合わせて体を揺らす人、その美しい音色に聞き入っておられる方、途中から手話を交えた「ふるさと」が始まると合唱タイムになりました。
歓談の時間にはスイカやパイナップルカットの実演があり、みるみるうちに盛られていフルーツバスケットに会場の視線は釘付けになりました。また、その後、1年間の取り組みを収めたDVDを鑑賞しながら手作りケーキなどのおやつを食べてご家族や職員、入居者同士の歓談で会場は温かな空気に包まれました。
開設して1年、大きな事故もなく穏やかに過ごせたことに職員一同はひとえにご家族や地域の皆様、関係機関の温かいご支援とご協力があったからこと、心より感謝しています。まだまだ至らないことも多いぐろ~りあ特別養護老人ホームではありますが、職員の教育や研修をしっかりと行いながら、より質の高いケアを目指して、地域の皆様に愛されるよ精一杯努力してまいります。

特別養護老人ホームぐろ~りあの1年

ぐろ~りあ特養では、楽しみながら生活意欲やADLの向上を目指せるように努めています。
季節に合わせたレクリエーションや行事、日中の体操や合唱、テーブルゲーム、更には散歩や外出レクを実施することにより生活に潤いと豊かさを実感して頂けるよう取り組んでいます。また、社会の一員であることを実感して頂けるよう、ぐろ~りあ祭り、ハロウィン等のイベントを通して地域の方々との交流をすすめています。

=在宅生活を続けるために=シリーズ3

デイサービス

デイサービス(通所介護)(以下、デイサービスと言います)は、正式には通所介護事業所と言い、介護保険法に基づき入浴や排せつ、食事などの介護、その他日常生活を送るうえでの必要なサービス、機能訓練等を提供することで自立支援につなげることを目的としています。デイサービスは、日常生活をサポートする入浴排せつ食事などの介護サービスに加え、レクリエーション等で高齢者が日々をいきいきと過ごせる工夫をしています。
これは介護が必要になると、とかく自宅に引きこもりがちになる高齢者に社会と交流する機会を提供することで、より生き生きと過ごしていただくためです。
また、デイサービスは在宅で暮らす高齢者を介護する家族の負担軽減をするという側面もあるため、高齢者と共に暮らす家族のレスパイトケア(一時的な休憩)の役割も担っています。デイサービスを利用できるのは、基本的に介護保険の要支援・要介護認定を受けた高齢者の方です。
さて、今回はぐろ~りあデイサービスの一日をご紹介します。
送迎は車椅子のままでも乗車できる車でご自宅までお迎えに伺います。
デイサービス到着後は看護師による健康チェックを行います。午前中には入浴や個別のレクリモーションを行います。
入浴は、多人数でもゆっくり入浴が出来る湯船や椅子に座ったまま入浴できる機械浴をご利用いただきます。ご利用者には、「気持ちいい。さっぱりしたあ」と喜ばれています。
昼食前には、健康体操や口腔体操を行います。昼食後にコーヒーや紅茶などのお好みのものを飲んでいただき、しばし「瞑想タイム」という名のお昼の時間もあります。
食事は、管理栄養士の献立による料理を召し上って頂きます。食事の量は調整でき、一口大や細かく刻んだ料理にも対応しています。また、季節感の感じられる食事を大切にしています。
午後からは上下肢の筋力を鍛える機能訓練を行います。おやつの後は皆さんと一緒にゲーム等のレクリエーションで楽しんで頂きます。
またぐろ~りあでは、四季を感じて頂くために季節ごとの外出や夏祭りなどを楽しんで頂いています。
今回は、ぐろ~りあデイサービスの紹介をさせて頂きましたが、全国には約6万6千程のデイサービスがあるそうです。(ちなみにコンビニエンスストアは約5万2600店だそうです。)
最近の特色のあるデイサービスでは、大型商業施設内に併設したり、スポーツメーカーとタイアップして運動機能の改善に力を入れているところもあるそうです。

デイホーム タカさん

ながしそうめん

梅雨が明けいよいよ暑い夏が来ましたね。日差しが強く、外を少し歩くだけでも汗がでる季節ですが、そんな暑い夏を乗り切るためにご利用者様と流しそうめんを行いました!
ツルツルっと喉を通るため、皆さん「冷たくて美味しいわ~」とおっしゃっていました。イスから立って流れてくるそうめんを待っている方もおられました。
お稲荷さんは皆さんと一緒に作りました。そうめんはあっという間になくなりました。

ぶる〜む

座ったまま入れる入浴機器導入の続報です

ぶるーむデイサービスでは7月3日に全スタッフが新しい入浴機器の研修を受けました。研修では実際に機器を使用し扱いに慣れるよう真剣な眼差しで一生懸命に取り組みました。
この機械はさっそく次の週か実際にご利用いただいています。ご利用者からは「こんなに安全だとは思わなかった」「楽に入れて気持ちいい」「これぞ極楽!極楽!」などとの感想もいただいています。

七夕

願い事を書いた短冊や飾りをの葉につるし、星に願いをする。
昔から行われている日本の行事といえば「七夕」です。
ぶる~むでもご利用者といっしょにみんなで願い事をつるした七夕飾りをつくり、昼食にはそうめんや天ぷらを食べてひとときを楽しみました。

デイサービス ぐろ〜りあ

悠・プラネットの皆さんが素敵な音色や手品を披露して下さいました

7月の週末にマンドリン演奏グループの「悠・プラネット」の皆さんが来所され、利用者の方々に心地良い音色を聞かせて下さいました。
マンドリンとは、ギターとは違西洋梨のような形をした弦楽器でギターより深い音色の楽器です。
利用者の皆さんはその音色に聴き入り、また演奏に合わせ歌もうたい大変満足されていました。
中にはマンドリンの音色と歌声に涙を流される利用者もいらっしゃいました。「悠・プラネット」の皆さんは手品も披露して下さ皆さん大喜びされていました。
今回、「悠・プラネット」の皆さんの中にはオカリナを使って演奏されるグループに参加されている方も来られ、オカリナの優しい音色にも皆さんうっとりされていました。
利用者の皆さんからは「今日、来て良かったわ」「また聞きたいね」「オカリナを吹いてみたい」などのうれしい感想を伺うことができました。
今後も皆さんに喜んで頂けるよう演奏会などを企画いたしますので、どうぞお楽しみにしていて下さい。

ぐろ~りあまつり!!
~地域と一緒に盆踊り大会!!

日時:8月19日(土)(17時30分~20時)
場所:北村センター横駐車場

※雨天中止

《模擬店コーナー≫
焼きそば・フランクフルト焼きおにぎり焼き鳥ビール・ジュースなど
ヨーヨー釣り・お菓子つかみ・輪投げスーパー金魚すくいなど
模擬店も満載!!(※擬店の内容は、当日変わることもあります)

協同の部屋 八月
人類史上初めて核兵器を禁じる条約が先月七日、二ヨークの国連本部で一二二カ国の賛成で採択された。その瞬間に講場から大きな拍手が沸き起こっ輪の中心にいたのは被爆者の代表だ▼原爆の被爆国である日本政府は、条約に背を向け核兵器を保持するアメリカの核の傘にしがみついた。そのことが被爆者や平和な世界を希求する人びとをどだけ失望させたか▼忘れてはならない七二年前八月六日広島、九日には長崎にアメリカ軍が原子爆弾を投下し二三万人の命が一瞬に亡くなった▼広島平和記念公園内では、色鮮やかな折り鶴が見受けられる。折り鶴は日本の文化だが今日では平和のシンボルで多くの国々で平和を願折られている▼この折り鶴が平和と結びつくのは、被爆から一〇年後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さんがかかっている。禎子さんは、二歳のときに被爆したが外傷もなく元気に成長した▼小学校六年生の秋に突白血病と診断され広島赤十字病院に入院した。回復を願って鶴を折り続けたが、八か月の闘病生活の後亡くなった▼禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくる運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成した▼この話は世界に広がり、今も「原爆の子の像」には日本をはじめ世界各国から折り鶴が捧げられている。その数は年間約一千万羽となっている▼核兵器の恐ろしさを身をもって知っている被爆者の「戦争反対」「9条守れ」の声を受け止め、戦争阻止の世論を広めていかなければならない。

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