2016年発刊 No.15 みんなのたより

2016年10月10日発行 社会福祉法人ヘルプ協会
伊丹市北園1丁目19-1
電話:072-777-0765
メール:gloria@helkyo.or.jp
ホームページ:http://heikyo.com/
FAX:072-777-0704
発行責任者:細岡雄二

のっくおん 元気でにぎやかに
長島温泉へ一泊旅行にいきました。

九月二〇日・二一日、就労継続支援B型事業所のっくおんが、ご利用者二十名、のっくおんから就職に結びつき活躍中の卒業生五名、職員十名の総勢三十五名で恒例の一泊旅行に行きました。
前日は台風の影響で出発が危ぶまれ、「明日は行けますか?」「台風でも行きたい」など不安の声も聞かれましたが、想いが届いたのか当日は台風も過ぎ、今年はなんばグランド花月を経由して長島温泉にいきました。
なんばグランド花月での吉本新喜劇を楽しんだ頃には、大笑いで台風の不安も吹っ飛んでいました。途中なばなの里で花に囲まれてうっとり。
長島温泉では温泉へゆっくりと浸かり、お楽しみの宴会ではカラオケやダンスも楽しみました。少し飲み過ぎ途中で寝てしまわれた人も。二日目はナガシマスパーランドの遊園地で世界一のコースターなどに乗って過ごす計画が雨で中止。予定は急きょ変更し、日本最大級と言われる名古屋港水族館へいきました。

昼食は、名古屋にちなんだ味噌カツときし麺を堪能し、大満足のツアーになりました。帰りのバスはもちろんカラオケとビンゴゲーム。盛りだくさんのツアーでした。帰りの車中は恒例のビンゴ大会とカラオケで大盛り上がりのうちにあっという間に伊丹に無事帰って来ました。利用者さんの中には、来年はどこに行こうか、という気の早い声も出ています。

なばなの里ではベゴニアなど数百種1万2千株の絢爛たる花々にうっとり

本州最大級のスケールと言われる名古屋港水族館では、シャチの習性をいかした公開トレーニン
グや迫力のあるイルカショー、水中ライトと幻想的な音楽につつまれたマイワシのトルネードなどに見とれました。

みなさんが楽しみにしていた大宴会。宴会中はカラオケと歌に乗ったダンスで楽しいひとときを過ごしました。

市長が男性の市内最高齢者、
春名吉次郎さんのお祝いにぐろ~りあに来られました

特別養護老人ホームぐろ〜りあでお住いの春名吉次郎さんは、市内の男性最高齢者です。お生まれは明治四三年で現在一〇六歳です。
八月二九日、藤原保幸市長がぐろ~りあを訪問されて、花束と祝辞、記念品を贈られました。春名さんは市長に長寿と健康の秘訣を聞かれて「歩くこと」と「何でも食べること」話され、四国八十八カ所めぐりもしたと元気に、とても素敵な笑顔でお話しになられていました。

シルバーフェスティバル
九月一八日(日)、一九日(月・祝)の二日間、神津福祉センターで、「第三二回伊丹市シルバーフェスティバル」が開催されました。
演芸や作品展などが盛りだくさんで地域の幼稚園、小学校、中学校の生徒さんも出演し、ダンスや合唱、吹奏楽の演奏を披露されていました。またカラオケ大会や映画鑑賞なども多彩に開催されました。
ヘルプ協会では、数年前から作品展に参加させていただき、今年もぐろ~デイサービス、タカさん家、地域支援事業「荻野教室」から作品を出品しました。

地域の自治会の活動紹介

北村地区自治会
会長 坂上啓一さん

北村自治会は会員数約五○○の自治会です。自治会体制は会長一名、副会長二名、会計一名、相談役二名、班長四○名となっており、老人クラブや婦人部・子ども会がそれぞれ活動を行っています。
・自治会活動としては、
・花みこし(北村子ども会協賛)
・盆踊り
・地域の公園清掃(年三回)
・年末餅つき
・大会ふれあいバス旅行などを行っています。
写真は『花みこし』の風景です。毎年七月二五日には自治会役員が神輿の骨組みをつくり、お母さん方が飾りつけを行っています。子どもたちを中心に臂岡天満宮まで巡幸し、無病息災を祈願する恒例行事となっています。
最近自治会では、自治会活動に参加されない世帯も増えてきており、対応を検討しているところです。
※巡幸・・・天満宮の神輿の場合は巡行ではなく巡幸という文字を使います。

ぐろ~りあ夏祭り写真集

少し秋の足音が聞こえてきました。ぐろ~りあの夏の一番のイベント、ぐろ~りあ夏祭りを写真で振り返ってみました。夏の思い出を皆様とともに大切に記憶したいと思います。
写真を撮ってくださったのは、いつもお世話になっています“玉ちゃんクラブ”の皆様です。

藤原保幸市長にご挨拶を頂きました。

踊りは北園民議会の皆様です。
太鼓はお一人で祭りの最後まで叩いてくださった井田様です。

民生児童委員の皆さまがイベントを盛り上げて下さいました。

職員はボランティアの皆さまとともに汗だくでゲームやたこ焼き販売などを行いました。

デイサービス ぐろ〜りあ

ぐろ~りあ秋の大運動会

ぐろ~りあデイサービスでは、九月十二日~十七日まで秋の大運動会を開催しました。
まずは紅白のチームに分かれて頂きました。そしてチームリーダーのスタッフが仮装で登場し、大笑いので緊張をほぐしていただきました。
競技は国旗掲揚に始まり、選手宣で気合を注入したところで紅白の玉入れ、ペットボトルに入ったお箸をシャカシャカ出しては入れるシャカシャカゲーム、ポールをお玉ですくって入れ替えるお玉すくいゲーム、綱引き、借り物競争、応援合戦、最後は大玉ころがしと、一時三十分しっかりと身体を動かしていただきました。
紅白其々のチームが一体となっ勝負を盛り上げ、とても楽しい運動会になりました。
ご利用者様の真剣に取り組む姿や、お腹を抱えて笑っているお姿を拝見し、今年も皆さまとご一緒元気でスポーツの秋を過ごせた事をとても嬉しく思いました。

ぶる~む

すっかり秋らしくなってきた空のもと、昼食を持って昆陽池公園へ出掛けました。天候にも恵まれ木陰に入れば心地よい風を感じ、白鳥やカモなどが水面に浮かんでいる姿に心を癒されてきました。
ベンチに腰掛けお昼ご飯を食べ「たまに外で食べるのもいいね」と皆さんで握ったおにぎりをほおばり、「美味しい」と笑顔がはじけていつもより食がすすんでいました。食後には池の周りを三々五々散策し、給餌場では餌を待つ白鳥がいたりアヒルがいたりと自然を楽しみました。(餌の時間は九時と一五時だそうです)公園管理事務所の方に公園内の木々についても教えて頂き、「へえ〜。そうだったの」「立派やね」と話が弾みました。

新しい職員の紹介
九月一日よりデイホームタカさん家からぶる~むデイサービスに異動してきました平松龍介です。まだまだ未熟ですが、人生の大先輩の皆様に色々教わって行きたいと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。
同じく、ぐろ~りあヘルパーステーションからぶる~むヘルパーステーションに異動してきました大泰代です。慣れるまで皆様にはご迷惑を掛ける事も多いと思いますが、先輩方に指導して頂きしっかり学んでいけたらと思っています。

デイホーム タカさん家

涼しい日が増えましたね。タカさん家の前に広がる畑でも虫の鳴き声が秋を感じさせてくれています。

ドッグセラピー

ぐろ~りあ東野にかわいい犬が二匹遊びに来てくれました。身体の大きい犬でしたがとても大人しく、可愛らしいと仕草がご利用者の皆さんをやしていました。

9月からタカさん家の生活相談員になりました、西田久美子です。
よろしくお願いします!

“特養ホームぐろ〜りあ”の1日をイラストでご紹介します。

ご紹介させていたきましたのは、特別養護老人ホームぐろ〜りあの一般的な一日の過ごし方です。
入居者様の中にはご自身のペースでお昼寝をされたり、フロアのタオルたたみをお手伝いして下さる方もおられます。
また、季節ごとのレクリエーションはもちろんのこと、今後はクラブ活動なども企画をしていきたいと考えております。
「ここに来たら規則正しい生活ができそうだから、もしかして痩せられるかしら」と、笑顔でお話をして下さる入居者様もおられました。
基本的な時間はある程度決まってはおりますが、入居者様の生活のペースに沿ったケアを心がけて参ります。

☆ヘルシーティラミス★

前回好評をいただいた麻婆豆腐に引き続き、今回もの豆腐を使った簡単レシピをご紹介いたします。栄養たっぷりの“就労継続支援B型のっくおんの豆腐”で日頃の疲れを癒す甘~いデザートです。※のっくおんの豆腐はぐろ~りあでも販売しています。

*ヘルシーティラミス* (材料)4人分
のっくおんの豆腐(絹ごし) 半丁(150g)
生クリーム 100ml
砂糖 大さじ2
メープルシロップ(又ははちみつ) 大さじ1
インスタントコーヒー 大さじ1
砂糖 大さじ2
湯 大さじ4
カステラ(スポンジ生地) 適量
ココアパウダー 適量

=作りかた=
①コーヒー・砂糖・お湯を合わせ、お好みの大きさに切ったカステラを浸す。
②30分~1時間程度、豆腐を水切りする。
③豆腐・生クリーム・砂糖・お好みでメープルシロップをミキサーで混ぜる。
④とろっとクリーム状になったら容器にコーヒーに浸したカステラ、豆腐クリームを交互に重ねて、ココアパウダーを上にかければ完成♪
★完成したら2時間ほど冷蔵庫で冷やして食べた方が美味しいです。但し、豆腐から水分が出て
しまうので、当日中にお召し上がり下さい。

協同の部屋 十月
心には、「五悪」がある。①落ち着きのない心。②たるんでいる心。③不満をもつ心。④虚ろな心。⑤心踊る心。◆人物を観るに、一つの共通項がある。それは、心の作用である。つまり、優れた人物は、どんなときでも自己における心の在り様のチェックを優先して行っている。普通人の心は、心の対象、つまり心が向く、外部の対象の方へ関心がいってしまい、己の心そのものを見つめることができない◆心は「ころころ動くからこころ」といわれる。人間の心というものは定まりが良くない、むしろ悪いのである。つまり、形がないのである。私たちは、そのような心を己の心としていることを自覚しなければならない人間の心には、「五悪」がいつも何らかの形で見え隠れしている。そして、その五悪のこびりついた心で、何らかの判断をし、何らかの対処をしている◆これが日常的に、頻繁に起きている錯誤のもとである。五悪の状況から生じる判断は極めて危険である。自業自得で済めばよいが、周囲を巻き込むのが人の世の常である◆知らず知らずのこととはいえど、迷惑甚だしい限りである。外部の情報がめまぐるしく変化する現代人にとって自己の心に立ち返って、その真相を掌握しなければならない◆一日にひときでいい、目を瞑り、自己の内面に集中し雑念を追い払い、自己の心の「五悪」のチェックをしてみる。外部ではなく内部に目を向けることが必要ではないか。

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