2016年発刊 No.10 みんなのたより

2016年5月10日発行 社会福祉法人ヘルプ協会
伊丹市北園1丁目19-1
電話:072-777-0765
メール:gloria@helkyo.or.jp
ホームページ:http://heikyo.com/
FAX:072-777-0704
発行責任者:細岡雄二

ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅と合同で
‘のっくおん種まき祭’開催

好天に恵まれた四月一五日、就労継続支援B型のっくおんの新しい事業”農業”の「種まき祭」が隣接するぐろ東野サービス付き高齢者向け住宅の前で行われました。

この日はのっくおんのご利用者ぐろ~りサービス付き高齢者向け住宅の入居者の皆様、のっくおん利用者のご家族、伊丹市社会福祉協議会の地域福祉推進担当主でボランティア・市民活動センター長の清水健一様、農地の持主の久保裕視様、高齢生活協同組合伊丹支部松本喜棟、職員の五〇名近い参加者で盛大に行われました。

ご来賓の皆様方にご挨拶を頂き、栗原論のっくおん所長代行が「のっくおんが農業に取り組む意義」と題してお話させていただきました。そして、中村一夫ヘルプ協会理事長より種まきにあたっての説明があり、いざ種まき開始です。この日の種まきは、枝豆落花生です。
種はぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅の入居の皆様方といっしょにまきました。

のっくおんご利用者とぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅入居の皆様がいっしょに種まきをする姿にはこれから協同して歩んでいく作葉の姿を垣間見ることができました。
この農地は無農薬で使用することが条件です。芽が出たら毎日の散水作業、雑草取りなど大忙しになりそうです。
五月には案納芋やトウモロコシ、かぼちゃなど、季節に応じた野菜も植える予定です。

農機具のご提供ありがとうございました。
ひきつづきご協力のほどをよろしくお願致します。耕運機があればとてもありがいです。
ご一報お待ちしています。
(担当:中村、山根、細岡 ☎072-777-0765)

のっくおんで初めての農作利用者全員とぐろ~りあサービス付き高齢者向け住宅入居者の方々のご一緒の作業はとても楽しい光景でした。
秋にはたくさんの作物ができて、皆様方と「収穫祭」が出来ますように心を込めて一粒一粒種をまきました。
ご協力して頂いた方々には感謝の意を込めて御礼を申し上げます。どうぞこれからもご協力をよろしくお願い致します。

空の下での農作業は歌声と笑いが絶えませんでした。

=栽培日誌=
野菜の成長をお伝えする第1回です。
4月28日、(雨)元気に芽が出ています。


=ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅=

=入居者募集中です=
季節の移ろいを感じ、畑を使ってガーデニングも楽しめます。介護が必要になっても終の棲家としての24時間安心の住まいになっています。
詳しくはパンフレットをご覧ください。見学はいつでもできます。
お問合せはお電話でお気軽にご連絡ください。
☎072-779-5335

デイサービス ぐろ〜りあ

バイキング

ぐろ〜りあデイサービスでは、三月一八日(金)に初めての試みで昼食をバイキングで提供いたしました。
初めての事でご利用者の皆様はどんな料理が来るのかお昼が待ち遠しいご様子でした。昼食のワゴンが上がって来る度に、見に行きたいけど行ったらあかんかな?などと盛り上がり、この甘いちばんの話題になりました。
テーブルに食事が並べられると、ご利用者はすぐに列を作られ、対応するスタッフもあたふたする程にいっせいにお皿を持ち並ばれていました。

メニューは、鶏のから揚げ、焼きそば、お好み焼きポテトサラダ、サンドイッチ、魚料理、カレー、みそ汁、デザート数種、その他諸々でした。
ご利用者は沢山のごちそうを前に一つひとつお皿に乗せ、楽しそうに会話を弾ませながら席に戻られていました。

多くの方がいつもより食べ過ぎて、「お腹いっぱい。もう食べられない」とお腹をさする方もおられ、厨房職員もたくさん食べていただけたことにホッとして笑顔がこぼれていました。。
バイキングの昼食の感想では、「美味しかった」「食べきれなかった」「とても楽しかった」「とても良かった」「豪華だった」「デザートが多くて良かった」などの高評価を頂きました。
みなさまの声を励みにこれからは毎月1回、曜日を変えて、恒例行事にしていきたいと思います。

デイホーム タカさん家

=多彩な取り組みでお過ごしいただきます=

=今年も野菜を植えます!=
デイホームタカさん家では、昨年に続利用者の皆様と共に花や野菜を育てます。今年は利用者様と土や肥料、苗木も買いに出掛けました。夏から秋に掛けての収穫をめざします。

=昼食は炊き立てのご飯=
昼食は炊き立てのご飯を召し上がって頂くために朝、ご飯を炊く準備をします。お米洗いは利用者様にお願いしています。さすがはベテランの皆様。手のひらの土手を上手に使ってお米を研いでおられます。そのおかげで毎日おいしいご飯を頂いています。

=男性陣!=
男性陣は、木工模型に熱中し綺麗に塗装もされて部屋に飾っておられます。今後もまだまだ増える予定です。

=女性陣=
女性陣は、以前からも行っているおやつレクに夢中です。出来栄えは…。
「おいしくいただければいいの」とは、利用者様の一言です。

=室内でパターゴルフなど=
ゲームはバスケットボールやパターゴルフも楽しみます。ボールを投げる力加減や絨毯(芝)のラインを読むのにはやや悪戦苦闘しておられましたが、入れ皆様で拍手です。点数を付ければさらに盛り上がります。
これからもタカさん家では、皆様といっしょに楽しむグループレクやご趣味などを活かした個人レクを充実させていきます。

ぶる~む

リニューアル工事が終わり、新しく生まれ変わったぶる~むをご紹介します!

ぶる~む事業所内の改修工事が三月二十七日に無事終了しました。
新しい机や椅子も購入し、カーペットは優しいピンク色に張り替えましたので、暖かく落ち着いた雰囲気になりました。
さらに奥の部屋の壁の一部を抜き、フロアとの連携・見守りがしやすい事務所になりました。事務所を奥の部屋に移動させたことで、ご利用者の過ごすフロアが広くなっています。広さを確保したことで、ご利用者がそれぞれの過ごし方を選択しやすくなりました。

カーペットが優しくきれいな色に変わりました。暖かみがあり、ご利用者にも「素敵な色ね」と好評です。
机や棚には季節の花をさりげくり、華やかな雰囲気を演出しています。
改修工事に合わせ、フロア内のレイアウトも大幅に変更しました。家具を移動させ、空間を広々と感じさせる配置にしています。

ぶる~むの見学会を四月十九日(火)二十日(水)の午後に行いました。ケアマネージャーや利用者家族様など一八名の方に参加していただきました。
参加いただいた皆様方からは「カーペットの明るい色が良いですね」「利用者が利用されるフロアと事務所がしっかり分かれて過ごしやすそうですね」「小規模デイでありながら車イス利用者が多くても過ごしやすい環境ですね」等々、お褒めの言葉を多数いただきました。
見学会の最後に、参加者のみなさまにはご利用者と共にケーキとコーヒーを楽しんでいただきました。
これからは個別機能訓練をさらに充実させていく予定です。そし美しく明るくなったぶる~むで「基本的人権を守る」を柱に、利用者の皆様の笑顔をもっともっと見せていただくことができるようサービスの質の向上を目指して援助活動を広げて参ります。
今後ともぶる~むをよろしくお願いいたします。

地域の方介護支援専門員在宅介護を担うヘルパーさんたちにお聞きしました
“ぐろ~りあ”の地域密着型特別養護老人ホームへの期待

ぐろ~りあは住慣れた地域で顔見知りの人々や
スタッフに囲まれた安心の住まいを目指します

『ぐろ~りあショートステイを利用されている利用者さんから、「ぐろ〜りには特養はないのか?」とよく聞かれました。ショートステイを利用されていた方が、ぐろ~りあの特別養護老人ホームに入所できれば安心できていいと思います。』

『在宅での暮らしが難しくなられた方は今まで行き先を決めるのが難しかった。東野のサービス付き高齢者向け住宅に、特別養護老人ホームが加われば受け入れ先が増えてケアマネとしても安心です。ご希望される方が入所できるかどうか不安もありますが。』

『地域密着型なので、ショートステイのほんわかした温かい長所を活かし個別ケアに力をいれてほしい。ショートステイと違って利用者の出入りが少ないので、それを期待したい。医療的な視点や介護技術のレベルアップも期待したいです。』

『利用者が住み慣れた場所に居続けられると言うのはとても良いことだと思います。利用者家族だけでなく、友人や地域の方に開かれたオープンな特別養護老人ホームになってほしいです。』

  • 地域の要望に応える事ができ、よかったと思います
  • ぐろ~りあに特養があれば遠くの施設に行かなくても良いのにといいながら遠方の特養に入所された方が過去に何人かおられました。今回特養になることによって、地元にとどまることが出来るので家族様も安心されると思います。
  • ショートステイの職員の皆様も心機一転頑張ってください、応援してます。
  • 住み慣れた地域に住み続けられると言うことで、ご利用者様にとても喜ばれると思います。
  • 住み慣れた地域で落ち着いた生活が送れるようになるので喜んで頂けます。
  • 今までショートスティを利用してくださった方の行き場がなくなるのは淋しいかなと思う。
  • 私たちも予約出来るかな!!(登録ヘルパーさん)

~ビタミンCの宝庫!今が旬の新じゃがいも~

新じゃがいもとは、冬に植えたじゃがいもを通常よりも早採りしたものをいいます。皮が柔らかく、手で剥けるものもあるほどです。春から初夏にかけて出回る新じゃがいもは、なんといってもビタミンCがたっぷり!!!

*ビタミンC*
通常ビタミンCは熱に弱いのですが、じゃがいもはでんぷんにまもられているため、加熱してもほとんど失われることはありません。1個食べれば、1日に必要なビタミンCのおよそ半分を摂ることができます。

=新じゃがいもを使った簡単レシピを紹介♪=

新じゃがもち 醤油味
材料(2人分)
新じゃが 2個
片栗粉 小さじ1
塩 少々
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1

①新じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切って柔らかくなるまでゆでる。
②熱いうちにゆでたじゃがいもをつぶして、片栗粉、塩を加えてこねる。
③油を敷いたフライパンで②を丸めて焼く。
④醤油、砂糖、みりんを合わせ、フライパンに入れ、焼き色がついたじゃがもちに絡ませて出来上がり。

=協同の部屋=
課税逃れの内部文書「パナマ文書」が流出している。多国籍企業や富裕層、政治家が課税を逃れていた。世界で裕福な上位の一%が残りの九九%よりも多くの富を持っている。その富裕層が租税回避地を使っての行為である◆日本には、四〇〇人いるようだ。税金逃れをすることは道義的に許せない。自分だけが良ければよく、他の人々のことを考えない貪欲な思想だ◆先日、訪日した南米ウルグアイのホセ・ムヒカ氏は清貧の人だ。昨年まで大統領だったその人柄は地球環境を話し合う場で大量生産、大量消費の社会を正面から批判した◆物質的な豊かさだけが人間の幸せか、危機の原因は私たちが目指してきた幸せの中身や生き方にあるのではないか。そして本当の発展とは、愛を育んだり、友達を持ったりすることで幸福をもたらすものでなければならないと説いた◆日本では、良寛和尚の生き方が語られている。「無欲恬な性格で、生涯寺を持たず、諸民に信頼され、良く教化に努めた。良寛和尚自身、難しい説法を民衆に対しては行わず、質素な生活を示す事や簡単な言葉、格言によって一般庶民に解り易く仏法を説いた」◆その姿勢は一般民衆のみならず、様々な人々の共感や信頼を得慈ることになった。世の中が浮かれたり、乾いたりすると、ウルグアイのホセ・ムヒカ氏、良寛和尚の生き方が見つめ直され、清貧や愛の思想に気付かせてくれる。(木谷)

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