2015年発刊 No.4 みんなのたより

2015年11月10日発行 社会福祉法人ヘルプ協会
伊丹市北園1丁目19-1
電話:072-777-0765
メール:gloria@helkyo.or.jp
ホームページ:https://helkyo.com/
FAX:072-777-0704
発行責任者:細岡雄二

みどりわくわくカーニバル
秋空の下で子どももおとなも仮装して「わくわく」

一〇月二五日(日)、晴天秋空の下で、今年も「みどりわくわくカーニバル」が緑丘小学校で催されました。
「大人も子どもも楽しく過ごせて、何だかわくわくするような催しをしたい!」という思いで、緑丘小学校地区社会福祉協議会と緑丘小学校PTA、スポーツクラブ21みどりが主催して行われている緑丘地域の大イベントです。
わくわくカーニバルは最近流行のハロウィンイベントも兼ねて、参加者が仮装して参加することも楽しみの一つです。可愛いお姫様のようなドレス姿の女の子や、魔法使いのような衣装の子ども達、動物や映画の主人公に扮した大人たちもいます。私たちも(少し遠慮気味?)仮装して参加しました。

ヘルプ協会は、地域の方々との交流を深めること目的に模擬店を出店させていただいています。
今年は”のっくおん”のたこ焼き、ぐろ〜りあ”の千本釣り、お菓子釣り、お菓子のつかみ取りの4店舗を出店しました。
出展している店はすべて大盛況でした。ヘルプ協会のたこ焼き店の前には長い行列ができて閉会の直前まで販売が続きました。一五〇個のおもちゃを用意していた千本釣りは午前中に完売し、急遽追加の品物を買いに走り、五〇○袋の用意していたお菓子釣りも午後一時頃には完売してしまいました。お菓子のつかみ取りでは、ちょっとでも多くのお菓子を「お玉」ですくい上げようと真剣な表情で行っている子どもに、思わず「頑張れ!」と声がかかるなど、遊びに来てくれた子どもたちだけでなく私たちも熱くなっていました。

グランド中央のイベントでは、最初に東中学校の吹奏楽部がオープニングにふさわしい素敵な演奏を披露してくれました。小学生から高校生までが演舞する武術太極拳は、その速い動き華麗さを併せ持つ見事な動きに惜しみない拍手が送られていました。
二回に分けて行われたチャンバラ合戦は子どもたちが三つのチームに分かれて左腕につけたいのちのボールを落とす戦いです。大勢が入り乱れての合戦は楽しく、とてもダイナミックでした。
昼食時には市立伊丹高校吹奏楽部によるジャズ演奏があり、リズムを取りながら大盛り上がりでした。
イベントが最高潮に達したのは仮装わくわく踊りおとなも子どもも輪になって踊り、わっしょい伊丹でフィナーレにふさわしい盛り上がりになりました。
締めくくりは大抽選会。当選番号が発表されるたびに期待はふくらみ、一時間にわたる大抽選会は一喜一憂。残念ながらヘルプ協会の職員は全員はずれでした(笑)が、まさに私たちも「わくわく」できたカーニバルでした。

「トリックオアトリート!」の可愛いかけ声に
「ハッピーハロウイン!」と返します

在宅複合型施設ぐろ〜りあは、北園自治会の会員です。毎月の自治会の会議に参加させていただき、地域の課題に耳を傾け、イベントにも積極的に参加しています。
今回は、北園自治会のイベントのひとつ、「北園ハロウィン」に参加しました。夕方、五時過ぎにぐろ〜りあの表玄関辺りでは、様々衣装に変身した子どもたちが扉が開くのを今か今かと待つ姿が見られます。スタッフも魔女や悪魔の衣装に身を包んで受け入れ体制も万全です!
ハロウィンは、いたずらな子どもたちが各家にお菓子を貰いにくるイベントです。「トリックオアトリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ!)」、子どもたちの可愛いかけ声に、
「ハッピーハロウィン!」と返します。

お菓子を配るちょっとした行為ですが、子どもたちの笑顔とスタッフの笑顔があふれる瞬間です。
ヘルプ協会は、「地域と共に歩む施設を目指して」、高齢者だけでなく、地域にお住いの全ての方々と関わり、触れあうことで助け合える施設を目指しています。最近では、「何かあったらぐろ〜りあ」、「ぐろ〜りあに相談すれば大丈夫」といった言葉を掛けて頂けるようにもなってきています。これからも地域の皆さま方の安心と憩いの場になるようにがんばって行きたいと思います。

北園自治会バスツアーに行ってきました

初秋の九月二七日(日)北園自治会の姫路城バスツアー”に行ってきました。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城は晴天のもとですばらしい眺めでした。参加者は広場で記念撮影をして久しぶりのお城をゆっくりと観ることが出来ました。
昼食はSeiko・Clubでの豪華なランチに舌鼓を打って大満足でした。午後はヤマサ蒲鉾の「夢鮮館」と三田市の「めんたいこ館」で試食をしたり買物に私も含め皆さん夢中でした。さすがに行楽シーズンの日曜日、姫路城も午後のお店もたくさんの人が訪れていました。
このバスツアーで北園自治会の皆さま方との親睦を深めさせていただくことができました。ありがとうございました。(本間)

“のっくおん”の地域での活動をご紹介します

就労継続支援B型事業所”のっくおん”では、毎週一回近隣でのアルミ缶回収をしています。
毎週水曜日になると、自宅前に置いて下さるアルミ缶をのっくおんの利用者が回収してまわります。中にはアルミ缶を直接のっくおんに持参していただける方や、自宅前で用意して待って下さる方もおられ、のっくおんがアルミ缶を回収していることに協力をしていただける方が広がっています。

のっくおんは不定期ですが、ボランティアで近くの遊歩道の落ち葉清掃なども行っており、のっくおんがある中野地域での活動が広がってきたように思います。
また、最近では中野地区に限らず、高齢化の影響もあって、「空き家の庭が荒れてしまったが処理出来ない」とのご相談や、「伸びてしまった木が近隣の民家の敷地にまで架かってしまい困っている」ので剪定してほしいとの依頼が増えています。近隣公園の除草や清掃、共同利用施設の月一度の清掃などにも人が集まらないのでと、のっくおんへの依頼が来ています。
専門業者に依頼すれば、高額になってしまったり、断られたりすることもあるのが理由の一つとしてあるようです。
先日は、ある自治会主催の秋祭りのゴミの回収・仕分けなどもさせていただきました。これも同様に手が回らず、毎年の課題になっているそうです。
今後もよりいっそう地域とスクラムを組んで歩んでいきたいと思います。

デイサービス ぶる〜む

ぐろ~りあ東野へ芋掘りに
十月半ば、ぐろ〜りあ東野へ毎年恒例の芋掘りに行ってきました。
十月とはいえ午後の日差しは強く、また畑の土が予想以上に固かったため、汗をかきながらの作業になりました。
形の良い芋が掘り起こされる度に「豊作だね」と、笑顔があふれていました。
昼食はぐろ~りあ東野近くにある公園で、利用者・職員共に輪になってお弁当を楽しみました。

荒牧バラ公園への散策
十月の四週目は、荒牧バラ公園へ外出しました。咲き揃ったバラを眺めながらのお弁当は、更に美味しいものとなりました。
秋の爽やかな風が吹き抜ける公園内を散策すると、バラの甘く優しい香りを感じることも出来ました。
売店に寄って、家族にバラの花をおみやげに買う方がいたり、アイスを食べながらバラを楽しむ方がいたりと、それぞれで外出を楽しんでおられました。

デイサービス ぐろ〜りあ

~コスモス園へ散策~

十月二十二日~二十八日まで武庫川のコスモス園へ散策に行きました。
コスモス園には三〇〇○本のコスモスが植えてあるそうで、色は白、ピンク、オレンジ、濃いピンク、赤紫の五色ありました。
お出かけは天気にも恵まれ、たくさんの方々に外出レクリエーションに参加していただけました。
園内ではゆっくり散策し、コスモスの前で記念撮影をしました。
コスモスは満開で綺麗に咲いており、皆さん「きれいやね~」とおっしゃっておられ、とても喜ばれていました。

デイホームタカさん家

運動会を開催しました

「タカさん家」は、一〇月二〇、二一、二二日に午後からの短い時間ではありましたが、「室内運動会」を開催しました。紅組、白組に分かれて、献立材料釣り、風船バレー、玉入れなどを行いました。
皆様驚くほどにハッスルされて風船バレーでは百八十回ものラリーが続き、数々のファインプレーもみられました。試合後はスタッフ手作りの敢闘賞やメダルなどをお送りし、皆様大変喜ばれていました。
ご利用者、スタッフと勝敗は別として、心地よい疲労感と満足感でいっぱいでした。来年もまた「できたらいいな!」との声がきかれました。

「ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅」の入居者・家族懇談会を開催しました

九月二七日(日)、ぐろ~りあ東野サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住と言います)では、入居者様・ご家族様、サ高住職員との懇談会が開催されました。
最初に、職員側から四月から行った取り組みと改善のポイントを説明させていただきました。
その内容は次の通りです。
①ぐろ〜りあ東野ケアプランセンターを開設して介護保険関係と日受生活の相談を日常的にお受けできるようにしました。
②ぐろ〜りあヘルパーステーションの連絡先を二階に置き、臨時や夜間もサービスの提供が行えるようにしました。
③一階浴槽に機械浴を導入し、介助が必要な入居者様に安全・安楽に入浴していただけるよう設備と体制を整えました。
④建物環境を見直し、清潔感があり美しい環境になるよ改善しました。環境については、今後もより住みよい環境にする為の改善を行っていきたいと思っています。
⑤正面玄関のカードキーの導入。ゴミ倉庫の環境整備。訪問美容院の段取りや今以上に食事の改善をするため給食会社との定期的な会議を実施するようしました。

入居者様・家族様からは「この四月からサービスがどんどん良くなってきてとても安心している」、「体調が悪くなっても職員がすぐに来てくれて対応してくれるので安心」、「調子が悪くなっても丁寧なフォローがあり、安心感がある」、「花を植えたりして、どんどん綺麗になっているのがうれしい」などなど、お褒めの言葉もいただき、スタッフ一同さらに満足していただけるようにと気を引き締めました。
懇談会は入居者様・家族様、職員の交流が深まり、非常に有意義な場になりました。懇談会は今後も定期的に開催させていただく予定です。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

ひだまり喫茶にお気軽にお越しください

=ぐろ〜り居宅介護支援事業所からご案内=

こんにちは、ぐろ~りあ居宅介護支援事業所です!
私たち居宅のケアマネジャーは担当の利用者様のケアプラン作成や相談業務のほかに、地域の皆様との連携を深めるべく、地域の様々な催しに参加しています。
催しには二ヶ月に一度の地域清掃活動、ぐろ~りあ祭り、わくわくカーニバルなどもあります。今回は、ぐろ~りあに隣接する北村センターで、月一回開催されている「ひだまり喫茶」の様子を紹介させて頂きます。「ひだまり喫茶」は、地域の中の小さな喫茶店です。ちょっと休憩したりお茶していただこうとおいしいケーキとひきたてのコーヒーを準備しています。地元の新鮮野菜も販売しています。
私たちは参加して下さる利用者様や地域の皆様の介護保険に関するご質問にお答えしたり、情報提供もさせていただいています。また、そこではまるで女子会のような世間話、お知恵拝借など楽しいひと時を過ごさせて頂いております。皆様も是非、お気軽にご参加ください!

日時=月一回 第四金曜日 一三時三〇分~一五時
場所=北村センター2階
参加費=二〇〇円(飲み物、ケーキ付)

10月はお隣の「北保育所」の子どもたちが訪ねてくれました

=協同の部屋=
協同とは・・・
▼「協同」という言葉を改めて辞書で調べてみました。協同・・・・複数の個人や団体が心や力をあわせて同じ目的,共通の利益を守るために事にあたること。▼個人でできることは個の力で、個人でできないことは家族の力で、家庭でできないことは地域や仲間で、地域や仲間でできないことは行政や他の団体で、何かを成し遂げるために必要な手段が「協同」だと思います。▼「協同」によって守り育てていかなくてはならないもの、それが私たちの到達した「協同労働の協同組合」福祉なのです。▼このことを進めていくのに、三つの「協同」と三つの役割があります。▼三つの協同とは、①仲間との協同。②利用者や家族との協同。③地域の市民や他団体との協同です。三つの役割は、第一に、人権と自己決定権の尊重です。第二に、地域の実情に即して政策的提案をしていくことです。第三に、職員間の信頼を築き、仕事をしていきます。▼協同の心は、人の痛み、悲しみを感じ、助け合い、人に配慮することです。これをお互いに育て合い、つなぎ、組織化し、事業化したとき、協同の価値が発揮されます。▼いのち、健康、くらしは協同の力が必要です。毎日の仕事でこのことを自問するのも大事では、ないかと思います。

各施設の連絡先

のっくおん
伊丹市中野西4丁目74
072-773-5226
(のっくおん)
072-777-3532
(まめばたけ)

ぐろ~りあ東野
伊丹市東野1丁目6
072-779-5335(代表)
サービス付き高齢者向け住宅・タカさん家(通所介護)ホーム友紀

ぶる~む
伊丹市南野北1丁目
3-44072-779-9300(訪問介護)
072-779-9311(通所介護)

ぐろ~りあ
伊丹市北園1丁目19-1
072-777-0765(代表)
訪問介護・通所介護・ショートステイ居宅介護支援/相談支援


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